皮膚科といっても、一般的な皮膚科と、シワやシミ取りなどを行う美容皮膚科、そしてその両方の業務を行う皮膚科があります。どのタイプの皮膚科を選ぶかによって、その後のライフスタイルにも大きな影響を与えます。
では、皮膚科看護師は、どのような業務を行うのでしょうか。一般的な皮膚科の業務と美容に関する業務の割合、また、皮膚科と併設している科の有無についても、確認しておくと良いでしょう。皮膚科専属ではなく、看護業務全般を任されることもあるためです。
個人開業の皮膚科や美容皮膚科であれば日勤が基本で、残業することはあっても夜勤はありません。総合病院の皮膚科では、通常の看護師と同じように夜勤があります。
給与についても一般的な皮膚科と美容皮膚科では大きな差があります。美容皮膚科は給与水準が高い傾向にありますが、会社によってはノルマがあり、売上が振るわなかった月には給与が下がってしまい、安定しないこともあります。
従業員に対する制度も、会社や病院ごとに違うのでしっかりと確認しておきましょう。社会保険の有無や退職金、産休、育休の制度、賞与、各種手当ての有無などです。
特に女性の場合、結婚や出産で仕事から離れなければならない時があります。長く働き続けたり、退職しても困らないようにと考えるのであれば、制度の整ったところを選んでおくと安心です。
その他勤務地や診療時間、休診日についても考慮し、自分のライフスタイルに適した職場を選ぶと良いでしょう。